ュージーランドの北島には、古くから癒しの木、復活の木として親しまれてきたマヌカの森があります。
その昔、ヨーロッパからの航海者キャプテンクック が、高熱を出した仲間に、ニュージーランド先住民のマオリ族からもらったマヌカの葉を煎じて飲ましたところ治ったことでも知られています。最近の医学誌には、このマヌカの葉が歯周病に有効であるとの報告もあります。

このマヌカの木、葉だけではなく、花にも抗菌・殺菌作用を持つ物質があるのです。そのマヌカの花粉からミツバチが作ったハチミツ(マヌカハニー )には、古くから、傷や火傷、風邪の症状の緩和や、胃の痛みなどによく効く作用があることが知られていました。
それを裏付けるように近年、ニュージーランド産のマヌカハニーは、ハチミツの中でも抗菌度が特別に高いことがニュージーランド国立ワイカト大学のモラン博士らのグループによって分かってきたのです。

しかし、その高い抗菌力を持つ物質を特定できないことからマヌカ特有の殺菌・抗菌力を査定する方法としてUMF(Unique Manuka Factor)という等級で表すしかありませんでした。

ところが2008年、ドイツのドレスデン大学の報告でその抗菌物質が明らかとなりました。その物質はメチルグリオキサール(MGO)です。マヌカハニーにのみ高濃度で含まれているのです。

マヌカハニーにのみ高濃度で含まれる抗菌物質はMGO(メチルグリオキサール)

通常のハチミツにもMGO以外の抗菌殺菌成分は含まれているのですが、それらの成分は、熱や光、体内カタラーゼ酵素によって分解され、効力を失ってしまいます。しかし、マヌカハニーのMGOによる抗菌作用は安定して残り、眼の伝染病の原因とされる黄色ブドウ球菌、胃ガン・胃潰瘍の原因とされるヘリコバクターピロリ菌、大腸菌、サルモネラ菌、霊菌、化膿連鎖球菌、緑膿菌、歯周病の原因とされるミュータンス菌など多くのバクテリアに効果を示すことが明らかにされました。

寝る前に歯を磨く習慣と同じように、スプーン1杯のマヌカハニーを摂取しましょう。マヌカハニーはやはりハニイイようです。



食品加工の分野においては、異種の食品素材を混合して食品としての付加価値を高めることが多いのですが、水分を含み流動性の低いハチミツなどの食品素材を他の素材と混合しても時間の経過とともに分離を起こし均一な混合は極めて困難です。
ハチミツなどの粘稠性食品素材を混合する場合、シクロデキストリンを添加することで異種の食品素材を均一混合できることが明らかとなっています。