初にマヌカハニーに独自に抗菌活性を見出した、ワイカト大学のピーター・モラン教授は、ハチミツの抗菌強度を一般の殺菌剤であるフェノールと比較する事により、非過酸化物抗菌活性を測定する検査法を開発しました。
これはマヌカハニーを認証する基準となりました。

その後、2006年にドレスデン工科大学の食物科学研究所所長、トーマス・ヘンレ教授に率いられた研究チームは、天然に生成するメチルグリオキザール(MGO)がマヌカハニーの抗菌特性を担う主要な成分である事を見出しました。
現在では、マヌカハニーの抗菌活性を正確に計測する唯一の方法は、活性物質であるメチルグリオキサールのレベルを測定するロバスト検定であると二人の教授は共同で声明を発表しています。

メチルグリオキサール測定法は、マヌカハニー中のMGO含有量を正確に測定する方法です。
天然に生成する化合物であるメチルグリオキザールがニュ-ジーランド産のマヌカハニー中の主なる抗菌成分であるとの2006年の発見に基づいています 。

メチルグリオキザール試験消費者ガイド

項目 メチルグリオキザール測定 抗菌試験
開発された時期 2007年 1990年代中頃
試験根拠 主要な抗菌成分(メチルグリオキザール)の濃度 一般の殺菌剤(フェノール)との比較
測定方法 HPLC 分析 寒天拡散法
精度 <2% バラツキ大
最小抗菌濃度 MGO 100 10+
学術研究引用 メチルグリオキザール濃度を学術研究で引用 学術研究での引用なし
判り易さと容認 活性成分の考え方は充分理解され受け入れられる 消費者は過酸化水素と非過酸化水素試験の差を理解せず、その結果過酸化水素を活性表示の根拠として用い純粋な抗菌活性を何ら有していない銘柄を延命させている。

注)

  • メチルグリオキザール濃度測定は精度の高い自動化されたHPLC分析法によって行います。
  • メチルグリオキザールの濃度は多くの科学文献で、特に合成抗菌物質及び抗腫瘍剤に対する天然代替物質を研究討議する人々により引用されています。
  • マヌカハニーに対するメチルグリオキザールに基づく認証システムは、その導入以来消費者に広く受け入れられてきています。
  • マヌカハニーをメチルグリオキサール含有量について認証を受けた濃度で販売する唯一の会社は、全ての主なタイプの細菌全てを殺すに必要な最小含有量である100 mg/kgより多い濃度の製品を販売しています。
  • MGO表記のない多くの製品は正確な栄養表示がされていない可能性があります。
    その様な製品に対するメチルグリオキザール試験結果では、抗菌活性効果を示すに必要な濃度にはほど遠い10 から 25 mg/kgの濃度範囲である場合が報告されています。

マヌカハニーの最大の特徴はMGOを含有している点です。
MGOが1kgあたり100mg以上含有されていないものは、マヌカハニーとしての効果が期待できません。
ピーター・モラン教授、トーマス・ヘンレ教授は、マヌカハニーの中にはMGOがほとんど含まれていない製品もあるため、必ずMGOの含有量を確認してから購入するべきだと消費者に訴えています。