ヌカハニーには抗酸化作用があることが知られています。劣化した肌を回復し、肌に活気を与える能力を持っています。太陽光の紫外線や活性酸素によって損傷した敏感肌を修復し保護してくれます。

マヌカハニーは、古くからニュージーランドの原住民のマオリ族によって、経験的に創傷治癒に利用されてきました。しかし、近年になって、その作用が解明されました。
驚くべきことに、マヌカハニーには、特別の抗菌作用物質である食物メチルグリオキサールとともに、特別の抗酸化物質であるシリンガ酸メチルが含まれていることが明らかとなりました。そして、現在では、紫外線や活性酸素で傷んだ肌を改善するような美容目的でも利用されるようになっているのです。

マヌカハニーには抗酸化物質が含まれています。

3種類のハチミツ(シリンガ酸メチルを抗酸化物質として、また、MGOを抗菌物質として有することを特徴とするマヌカハニー、市販の過酸化水素の発生による抗菌作用を有する一般のハチミツ、市販の加熱処理によって抗菌性を示さないハチミツ)のフリーラジカル産生と消去について、電子常磁性共鳴(EPR)スペクトロスコピーと過酸化物消去測定法を用いて、詳しく検討されています。(文献:Henriques Anaら、Journal of Antimicrobial Chemotherapy. 58(4):773-777(2006))

その検討結果、マヌカハニーには、フリーラジカル産生と消去の双方の能力を有していることが判明しました。一般に加熱処理をしていないハチミツであれば、塗布すると創傷から滲出する液でハチミツが希釈される際に抗菌性を示す過酸化水素が発生します。過酸化水素を抗菌作用とする普通のハチミツはラジカルを産生するもののそのラジカルは消去されにくいのです。
ところが、シリンガ酸メチルを抗酸化物質とするマヌカハニーは高い抗酸化能を有しておりまして、発生フリーラジカルを5分以内に消去できることが明らかとなったのです。このフリーラジカルの産生と消去を調節する能力は、慢性創傷に対して抗炎症効果をもたらし、太陽光の紫外線や活性酸素などによって損傷し劣化した肌の改善に有効であろうと考えられます。



合成の紫外線吸収剤は多く知られていますが、天然の紫外線吸収剤はあまり知られていません。米糠から抽出したフェルラ酸は、現在、認知症対策のサプリメントへの配合成分として知られるようになっていますが、実は、希少価値のある天然の紫外線吸収剤です。
しかし、このフェルラ酸の水への溶解度はごく僅かであるため美容液への均一配合が困難です。
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