Japan Manuka Honey Assocation

j-manukahoney

マヌカとは

manuka

マヌカ(Leptospermum scoparium)とは、灌木種の一つで、ニュージーランドにのみ自生するフトモモ科の低木です。この花蜜を集めるミツバチによりマヌカハニーは作られます。

3-4mまで非常に早く生育するマヌカの灌木は、湿地帯・沿岸地域・低地の森で見られます。マヌカは湿地帯周辺部を常に占めているより湿った土壌を好みます。マヌカは風に非常に強いのですが、日陰では育ちません。

マヌカは時々カヌカ(Kunzea ericioides)と呼ばれる類似の灌木と間違えられますが、カヌカハニー中にはメチルグリオキザールは見出されません。

メチルグリオキサール量(つまり抗菌力)は同じマヌカハニーの中でも差があります。研究結果によりますと、これは海岸地域、土地の低肥沃度や渇水のような、環境によるマヌカ植物へのストレスの度合いが関係しているといわれています。

マヌカの花は、12月の約4週間だけ、盛大に開きます。

manuka2

ニュージーランドは縦に長い国なので、マヌカの満開の期間が11月から1月まで地域的に変わります。養蜂家はマヌカハニーの採取を場所とタイミングを合わせて行います。

幾千年もかかって作り出されたマヌカの独自の性質

manuka-dd

マヌカ植物の歴史は少なくとも8000万年を遡り、そのころ古代ゴンドワナ大陸が現在オーストラリアとニュージーランドとして知られている国に分かれました。

ニュージーランドは最終的に2000キロ南東に押し流されました。このように遠く離れた事により、ニュージーランドの植物は近隣国の植物相の遺伝子により影響を受ける事なく、独自の性質を作り出す事が出来ました。マヌカはその様な植物の一つです。

 

マオリの人々によるマヌカの伝統的使用

maori

マオリの人々は紀元後700年から1700年までにニュージーランド来て、すぐに多くの病気の治療にマヌカを用いる方法を学びました。「マヌカ」とは、マオリ語で「復活の木」もしくは「癒しの木」という意味です。

マヌカの葉、樹皮及び若い枝を煮て、蒸気は鼻風邪の場合に吸入し、液体は凝った肩とリウマチ関節に摺り込み、胃の不調の場合には飲みました。若いマヌカの新芽は赤痢の場合には噛み砕いて飲み込みました。マヌカの樹皮は局部的に皮膚病に対して、うがい薬としてそして痛む目の洗浄に用いました。  今日、マヌカの葉から蒸留されるマヌカオイルも、広い範囲の分野で用いられています。


クック船長とマヌカの出会い

cc

 ジェームスクック船長が1796年にニュージーランドを探検した時、マヌカとカヌカの植物の葉は、発酵させると非常に心地よい苦みのあるものになり、胃の不調で苦しんでいる乗組員にすぐに効果がある事に気付きました。彼はその二つ植物の差を理解していなかったので、これらの植物を全て「お茶の木(ティーツリー)」と呼びました。このため、依然としてマヌカに対して総称的に「ティーツリー」の名前が用いられていますが、実際には別の植物です。


養蜂のはじまり

ハチミツの生産は1800年代初期にヨーロッパ人がニュージーランドに到着しイタリア種のミツバチを持ち込んで始まりました。しかしながらマヌカハニーは、当時は低品質製品として考えられ安く売られていました。その後の長い食経験を経て、次第にマヌカハニーが特別な力を持ったハチミツであることが人々に知られていきましたが、それがマヌカハニー独自の抗菌活性だということが科学の力によって明らかになるのは、2006年のことです。