日本マヌカハニー協会 一般社団法人 Japan Manuka Honey Association

マヌカハニーとは

マヌカハニーの偽造問題

マヌカハニーのピロリ菌などに優れた抗菌作用が注目され、健康食品として有名になると、残念なことに日本でもマヌカハニーの偽造品が出回るようになりました。

マヌカハニーの生産量と販売量が釣り合わない?

ニュージーランドで生産され輸出されているマヌカハニーですが、年間生産量が1700トンに対し世界で流通販売されているマヌカハニーが1万トンあると言われています。

統計データによると2019年の日本へのマヌカハニー輸出量は約503トンです(表1)。これが本当であれば世界の約3分の1のマヌカハニーが日本に輸入されていることになりますが、少々信じがたい数字です。

安価なハチミツにマヌカハニーを混ぜてマヌカハニーとして販売された“偽マヌカハニー”が出回っていることが、数字から推測されます。

表1. ニュージーランドの日本向けマヌカハニー輸出量

モノフローラルマヌカハニー(マヌカ単一の花から採蜜したマヌカハニー)、マルチフローラルマヌカハニー(マヌカ花と他の花から採蜜したマヌカハニー)それぞれMPIによって定義づけられています。

表示されているMGO数値は本当なのか?

マヌカハニーの抗菌成分MGO(メチルグリオキサール)の含有量などを分析すれば、その商品がマヌカハニーであるかどうかを判断できます。しかし、日本でマヌカハニーを取り扱っているほとんどの業者はニュージーランドが発行した証明書を確認するだけで、輸入してから分析を行っていないのが現状です。

また、本物のマヌカハニーであっても、MGOが1100mg/kg以上含まれていると謳った高額商品を測定してみると、実際には200mg程度しか含まれていなかったという検査結果も確認されています。

食品基準に沿った製品なのか?

さらに注意したい点は、加熱によって発生する発がん性物質HMFの含有量です。国際的な食品基準コーデックス(CODEX)ではHMFの基準値が40mg/kgと定められています。(詳しくは「マヌカハニーの選び方」ページをご覧ください)
携帯に便利な100%マヌカハニー固形ドロップ商品がありますが、発がん性物質HMFの含有量が基準値40mg/kg未満のところを2000mg/kg以上含まれる製品があることが調査で確認されています。

ホンモノかニセモノか迷ったら

このようにマヌカハニーと表示されていても実際は混ざりものであったり、高濃度MGOの高級品であっても数値に偽りがあったり、国際的な基準に沿った商品ではなかったり、利益を優先しマヌカハニーを販売する業者が存在する事実を消費者の皆様に知っていただき、信頼できるマヌカハニー商品の購入につなげていただければと思います。

もし、「このマヌカハニーは本物かしら?」と疑問をもたれましたら、当協会にお問い合わせください